日 時:2015年5月30日(土)15:00~17:30
参加者:6名
コース:営団地下鉄銀座線 外苑前駅(青山、神宮前)
天 候:晴れ
今回は昭和13年に東京高速鉄道の青山四丁目駅として設置された現在の外苑前駅から出発です。
当日は眩しいぐらいの晴天でした。
外苑前駅で集合ののち、まずは青山通り沿いから一本路地へ入って行きました。
華やかな目抜き通りから落ち着いたドンツキへ
落ち着いたというのも当日の参加者全員に関わりのある
向島の雰囲気を醸し出した路地だったからです。
やはり同じ東京23区だからなんでしょうか。
さてこちらのドンツキは左側にギャラリーがありまして
ギャラリーの前になにやら大きなマンホールが…
ドンツキに迷い込んだ車を手動で回転させる
ターンテーブルに見えますが
錆具合や縁の雑草を見る限り
ここ最近動かしているようには見えませんね。
では次のドンツキまで移動します。
[私道につき車、物品を置くことをお断りします]
今回のツアーではよくこのような表示を拝見しました、
住人の方達は不法駐車、不法投棄に困っているようですね。
なんとかならないもんでしょうか。
では次のドンツキです。
こちらはドンツキにお庭付きの洋風住宅です。
緑が多くて別荘地か!?と勘違いしてしまいそうでした。
都会にいながらリゾート気分を味わう…サラリーマンの夢ですね。
次は外苑西通り(通称「キラー通り」)へ
ワタリウム美術館の並び、奥行き30mぐらいのミニドンツキです。
場所柄か今回のツアーでうかがったドンツキには
飲食店、美容院などのお店が少なくとも1軒は毎回入っていたのですが
こちらは特に多く、すべてが飲食店などのお店、
夜になると賑わうのでしょうね、行きたいです!
では今回もっとも紹介したかったドンツキへ。
ゲンコ型ドンツキ!
奥のゲンコまでうかがうと
ほどよく木が茂り
鳥のさえずりが聞こえ
気持ちの良い風が吹いてきて
本日2回目の都会にいながらリゾートを味わわせていただきました。
以下は齋藤会長のお言葉です。
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都市計画用語で使用される「クルドサック」
車転向可能な行き止まりを表す用語ですが、
当協会ではいさぎよく「ゲンコ型」と呼び慣わします。
原宿に唯一見られたゲンコ型は、居住者がみな外国籍のようで、
クルドサックとは所詮舶来モノの文化なのだと思わせるようす。(齋藤)
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ではおまけで原宿の自然をご紹介。
緑のカーテン。
(路地には置いてませんよ)塀園芸。
アパートドンツキ(神木感ある2本の木に守られたアパドン)
by当日の参加者の方より
ネコの昼寝。
そして最後は恒例のドンツキクエスト振り返り会場へ向かいます。
今回はキラー通りから脇道に入ったところにあるJ-COOKという老舗のレストランへ。
奥の席は半地下なので明かりがわずかしか入らずムーディーな雰囲気で落ち着きます。
まるでスペイン式の飲食店バルのようでした。
最初から最後まで都会にいながらリゾートを味わわせていただけたツアーでした。
以上が今回のドンツキクエストライト@外苑前です。
今回はタイトルにライトを付けて
軽めのドンツキクエストを考えておりましたが
参加者の皆さんの旺盛な好奇心に助けられ、
とても濃い内容になりました。
ありがとうございます。
今後もドンツキ調査を行いましてどちらかでクエストを開催いたしますので
今回参加できなかったみなさまも機会がございましたらよろしくお願いいたします。
文・フジシロ