連続コラム ドンツキを源流を追う その1

どんつきの発祥地はどこ!?

関西では広く通用するにもかかわらず、
関東など東日本では馴染みがなく、初めてきくひとも多いことば「どんつき」。
「どんつき」を関西方言とひとくくりに定義してしまってもよさそうですが、
しかしこのどんつきという言葉にも、どこかに生まれた場所、発祥の地があるに違いない、
その疑念のもとにこのコラムを始めることにします。
中途半端に終わるやもしれませんが、おつきあいいただければ幸いです。

さて、
どんつき、という言葉の語源、関西方言の辞書で調べた・・・
といっても、近くの図書館にあったのは
マニアックな辞典を出版することに定評のある東京堂出版の辞書のみでしたが、用語を引いてみた限りでは
 「付く」に「どん」という接頭語がついた言葉の定義、
 「この先のどんつきを左に曲がって〜」という用例程度で、
どんつきの言葉の源流にさかのぼるための手がかりは得られないように思われました。

それならば、ということで結局インターネットの情報が頼みになってしまうのですが、
http://ja.wikipedia.org/wiki/近江弁

上はウィキペディアの「近江弁」へのリンクです。ページ後半のあいうえお順になっている語彙例の欄をご参照ください。用語に「どんつき」の記載を見いだすことができるはずです。
念のため、同じく関西方言に属する、大阪弁、京言葉や河内弁、紀州弁、奈良弁なども当たってみましたが、他にどんつき記載は見あたりませんでした、なお、上方文化の中心地でもある京言葉にさえ掲載されていなかったことは意外でした。

さらに、ここで殊更に取り上げられているのは彦根で、彦根のどんつき〜
もちろんここでは私どもの定義する「行き止まり」ではなく、
もっと広義な「突き当たり」としてのどんつきですが〜
写真つきで紹介されています。
(以前の表記では彦根方言とまでかかれていたような気がしたのですが、失念しました)

また、
彦根では国宝・彦根城の築城400周年の記念年(記念祭サイト)であった2007年当時、
「どんつき瓦版」という定期刊行誌が発行されておりました。
彦根の方々にとって「どんつき」という言葉に
ある種のこだわりがあるのではないかとうかがわせるものです。

ここまでの理由で彦根がどんつき発祥の地であることを確信するには早計ですが、
彦根の地から「どんつき」の起源にまつわる何かしらの手がかりが得られるのではないか?
例え有力な情報が得られなくとも、身を置きつつ考えてみたい。
そのような展望をもちつつ、
今回、どんつき探偵として現地に乗り込んでみることにしました。(続く)

記・齋藤

01hikonect

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