出張ドンツキ・新見レポート

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新見にある、素晴らしいドンツキをご紹介します。
新見市は中国地方、岡山県の北西部にあり、
日本海と瀬戸内海のちょうど中間にあたります。

新見市はかつて城山を中心とする陣屋町で、現在も古くからの面影を留めています。
(小藩で城持ち大名ではなかったため、「城下町」ではなく、「陣屋町」と呼んでいます)
また、新見市に限ったことではないのですが、岡山県は古くから町並みの保存に熱心な県で、
その倉敷の美観地区は、全国的に名を知られた代表例といえるでしょう。

なまこ壁の残る重厚な町家の家並み。

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さて、新見市は、
地図を見た限りでは、一般的な山国の城下町といった町割りで
取り立ててどんつきが多いという印象ではないのですが、
一点、ここにご紹介したいどんつきがあります。

『三味線横丁』
と呼ばれる場所がそれです。

通常、どんつきといえば、名も無き細い道であることがほとんどで、
このように特別な名でもって呼ばれることはまずありません。
しかも、その名からして典雅な印象を受けます。
いったい、どのようなところなのでしょうか?

というわけで、【三味線横丁】へとやってきました。
城山のふもと、先ほどの蔵造りの民家が並ぶ付近にあります。

◆三味線横丁
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道幅も1メートル程の小径ですが、奥行きはなかなかの直進型ドンツキ。
左側の建物は明治から昭和にかけて料亭や旅館が営まれていた建物です。
期待以上に昔ながらの花街文化のたたずまいが残されたどんつきです。
なるほど、その名に違わず、横丁の奥から三味線の音色でも聞こえてきそうです。

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観光地の気張った印象もすくなく、生活の息づかいを感じさせる雰囲気です。

路地という性格上、観光地として多くの来訪客を招き入れる場所ではありませんが、
観光のポスターなどにも取り上げられるなど、たびたび紹介される機会があり、
当協会としてはこの横丁を『発見』された方の慧眼には、惜しみのない拍手をお送りしたいところです。

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三味線横丁付近にこちらも趣き深いドンツキが。

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朝霧にけむる山間の静かな町です。

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地元の奇祭【土下座まつり】これは気になります。

けっしてドンツキの多くない町であっても、
魅力的なドンツキがピンポイントで存在する。
このような町がまだ他にたくさんあるのではないか。
そんな期待が持てた気がした新見のドンツキ調査でした。

(文責・齋藤)

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